髭日記

アメブロからのお引越し。

好きです。 ずっと。 今でも。

中森明菜イースト・ライヴ インデックスⅩⅩⅢ 劇場用4Kデジタルリマスター版】[観なきゃいけない]作品なので。円盤持ってる。NHKで放送されたのも観た。YouTubeでオフィシャルの映像が観れる(《https://youtu.be/4ybVA0tcmIU》)。何回も観た。でも[観なきゃいけない]。

 

ぼくの中での永遠の憧れで永遠の歌姫。永遠のナンバーワン。神。この世で1番歌を歌うのが上手い人。

前に何かで書いたかもしれないけど、ぼくが芸能人の方々で呼び捨てにできない人の1人が明菜さん(もう1人はたけしさん)。呼び捨てなんて恐れ多い。[ちゃん]呼びもなんか違う。[明菜さん]。

 

中学の頃に[セカンドラブ]を聴いて一目惚れ(一聴惚れ?)。[少女A]じゃないあたりに純真さを感じる(は?)。

当時は歌番組全盛期(ぼく調べ)でベストテン、トップテン、夜ヒット。曲をリリースするたびに出演してたので欠かさず観てた。CDなんかまだない時代。LPやミュージックテープを買ってそれこそ擦り切れるほど聴いた。ファンクラブに入ってて同級生のツジケン(彼も入ってた…はず)と趣味があってよく話した。田舎の中学生なんかにイベントやコンサートに行けるお小遣いも機動力もなくただただブラウン管の中で歌って舞い踊る神々しい尊容をご高覧に供するしかなかった。

 

正直、追っかけるのをやめてた時期もある。だから全部のシングルを知ってるわけじゃない。少しづつ表舞台に出なくなったのも当時は噂やニュースで知ってたくらいで。

でも今でも作業してる時のBGMにサブスクで聴いたりする。

 

残念ながら今となっては歌う姿を観せてもらう事は難しいのかもしれない。とてつもない損失ですよ、これは。一時期はディナーショーを開催してたけど今はもうやってないし。残念で仕方ない(勿論、体調なりを優先して無理のないペースで活動して頂きたいのは当然)。でも、もし、もしまた開催されるような事があれば何より優先して参戦したい。できるならば。そんな明菜さんの御姿がスクリーンで観れる。それは[観なきゃいけない]。持ってる円盤やYouTubeの映像と同じだとしても(でも今回、序盤のMCってカットしましたよね?)

 

24曲のセトリの全てが見せ場。唯一のカップリング曲の[Blue On Pink]以外は全部がヒット曲。加えて[禁区]以外はフル尺([トワイライト]がメドレーっぽくアレンジされてたので少し短い)。強い。強過ぎる。1曲ずつアレコレとレビューしたいくらい。イントロが流れたら曲がわかる。すごいよね。イントロがもう既に作品なのよ(当たり前のことを言ってます)。昨今の〈イントロ軽視〉の流れはぼくは好きじゃない。やれSNSの再生回数に影響するとか講釈垂れてますけど、せっかく世界観を作る大事なパートなのにそれを端折るとか理解に苦しむしきっと何を言われても解せぬ。

ちょっと逸れましたね。

昔のアーティストはアルバムをリリースするとそのアルバムをベースにしたコンサートツアーとかを開催してた(事が多かった)。でもこのセトリはデビューからのシングル+カップリング1曲。言ってしまえばただの『デビュー8周年記念コンサート』(5/1がデビュー日)。いわゆるバスラですよ。8thバスラ。それが[伝説のLIVE]と言われる。

ライブの日は89年4月29〜30日。明菜さんは23歳(7月の誕生日で24)。23歳ですよ、これで。オープニングの舞台裏の映像や[少女A]のイントロと間奏で口ずさみながら振りしてみたり[十戒](1番好きな曲)のイントロで前に向かって脚を上げちゃって舌を出して頭をペシってするところや有名なMC中の風のいたずらによるハプニングのシーン等では23歳ならではのあどけない表情も見れるけど。23歳でこのパフォーマンスですよ。派手な舞台設備とかなくてもひとりのパフォーマンスと歌唱力で成立させちゃう。しかも野外で。すごいでしょ。すごいんですよ(バックバンドも当然すごい)。[難破船]の涙なんて芸術の域ですよ。

あと、ついでに言っとくと後年によくカラオケとかでみんながやってたらしい[DESIRE]の「はーどっこい!」みたいな合いの手はすげぇ嫌い。『馬鹿にしてんのか』て思っちゃう(極めて個人的な見解です)。

またちょっと逸れましたね。

このコンサートの直前の4/25に23枚目の[LIAR](イントロのピアノが大好き)をリリースしたばかり。だからこの曲のカップリングだけがリストにあるし本編のトリが[LIAR](たぶんね)(トワイライトからはたぶんアンコール)

 

 

 

 


そして約3ヶ月後の7/11にあの事件が起きた…。

 

 

 

 


触れたくはないけどそこまでを含めて[伝説]と言われてるのは正直否めない。

 

[アレ]がなければ歌姫として女王の座に君臨してる期間はもっときっと長かった。完全にひとつの時代を作ってたと思うし、もしかしたら今でも細々にはなっても表舞台で活躍してる姿が観れていたかもしれない。

でもそれは言わないでおこう(言っといて)。

 

ちなみに、今作を4/29という当時のLIVE開催日に[J-13]という席(誕生日がJujy 13(7/13))で観れたのはとても感慨深かった。日本中でこんな経験できてる人なんか一握りでしょ。

観ながらずっと泣いてました。

観終わった後、初めて自発的に拍手をしました。

 


ここでこんな事をぶっちゃけても仕方ないかもしれないけど、明菜さんははっきり言って何よりも上の存在。何も勝てない。別格。ぼくの中では。

好きなアイドルグループ(まぁ乃木坂46の事です)、好きな女優(まぁ伊藤万理華さんの事です)はいます。でも、ぼくの中では今でもまだ明菜さんが1番なんですよね。ただ、『愛してる』とかそんなんじゃない。[愛する]なんておこがましい。愛せる、愛させてもらえる存在ですらない。

いい意味で[アイドル]=「偶像。崇拝される人や物」なんですね。手を触れる事などできなくていいしできないし別にしたいとも思わない。いちいち色んな小さい事(ネガティブな事含めて)で一喜一憂したりするような存在でもない。存在してくれるだけでいい。

 

色んなところで何回も言ってるけど、もし叶うならば死ぬまでに1度でいいから生歌が聴いてみたい。

ぼくのヲタ人生の中で1番最初の、1番の誇りの、それでいて今でもぶっちぎりで1番の推しです。

おそらく(希望的観測も含めて)またいつかのタイミングでNHKさんがBSとかで取り上げて放映してくれるでしょう。勿論、またその時は観ます。中学高校の頃のぼくに戻って。

 

 

 

 

 

 

クレジット後に肉声のメッセージ。

 


ありがとうございました。

涙が止まらなかったです。

どうか心穏やかにお元気で。

そして、できればずっと歌を好きでいて下さい。

好きです。ずっと。今でも。


 

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28勝6分4敗

#中森明菜