髭日記

アメブロからのお引越し。

読んでくれてるツレから「何個も並べてダラダラ書くより一個づつの方がまだ読みやすいやろ」と言われて『それはそれで言われてみれば…』と思ったのでちょっと試験的に単発でリリースしてみます。確かにサムネイルではひとつ目の画像しか見れないので目次代わりの役目としては微妙やなとは思ってたし。それで選んで好きなのだけ読んでもらうのも確かにありっちゃあありかな、と。放出する頻度は増えるけど一個あたりの長さは抑えれるから読んでもらうのも負荷が減るかもしれないし。

112【女優は泣かない】(初)/やっと公開されたので劇場にて(こちらでは12/22より公開)(『こちら』と言っても隣県ですがね)。我が推し(伊藤万理華さんの事です)の出演作品。さすがにまだ公開中なので言葉を選びましょう。

'23は彼女にとって[日常の絶景](テレ東)、[時をかけるな、恋人たち](カンテレ)、[ミワさんなりすます](NHK)とドラマや[まなみ100%]の映画で活躍してる姿を見せてくれた([まなみ〜]は観れてませんが)。その一年の締めくくりとしての今作。主演作の[サマーフィルムにのって]で演じた時代劇ヲタクの女子高生・ハダシの未来の姿にも見えなくはないというか。ただ、変に媚びるようなtoo muchな寄せる演出がなくてソコはよかったかな、と。でもハダシみたいにまた水に落ちた…とこっそりニヤけました。前に『免許が要る仕事があるので取った』と言ってたのはこの役なんでしょうね。ぼくが個人的に1番『お!!』と思ったのは運転シーンではなくホテルでくつろいでて同僚の出世を知る時。あの仕草は初めてでしょう。とても良かったです。

あさひなぐ ]、[賭ケグルイ]、[サマーフィルムにのって]に並ぶくらいのいい作品(『出しろがある』という意味で)で繰り返し観ても楽しめますわ。推しの演技で1番好きなのは[あさひなぐ ]の野上先輩。ここだけの話、他のメンバーよりもありゃ1番〈俳優〉してた。推しの演じたキャラで1番好きなのは[賭ケグルイ]の犬八。ビジュアル・キャラともにドストライク。それに並ぶとまでは言わなくても、いい味出してる今作の〈瀬野咲〉。前半のいいペースメーカーになってたんではないですかね。

補正バリバリかもしれませんが、推しの演技で《目》が好きなんです。視線の向きひとつ、目の光の強弱で演技しちゃうんです。たまらなく好きです。表情とかよりも(もちろん表情も好きですよ)そーゆー”一部"で演技しちゃう。眉毛ひとつ動かして表現したり口角を動かすことで演技したり。[HOMESICK]で親の隣で純粋無垢でありながら不安的な心情を目線だけで表現したり、[お耳に合いましたら]でみんながいなくなった翌朝の目の光の弱さ、[時をかけるな、恋人たち]で本部からの伝達を伝えた後の『仕方ないじゃん』を眉毛の動きだけで魅せる。あげたらキリないけど今作も苦悩してる心情を細かい所作で表現してくれてたと思います。

タイトルの[〜泣かない]を最後にあの使い方するのは上手かった。それまでに何度も泣きそうな、泣いてもいいシーンがあったのにそこはしれっと流して最後に切ったカード。それもある意味〈逆張り〉のような使い方で。とても上手いと思いました。ただ、声のトーンはもっと抑えたドヤ顔でも良かったかなと個人的な好みはありました。”高飛車女優に戻った”くらいの。


『頑張りんしゃい』が1番効きましたわ。

泣いた。

 

奇しくも鑑賞した日が12/24。推しからクリスマスプレゼントを貰ったような気がしました。

 


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勝86

分19

負7