髭日記

アメブロからのお引越し。

なんか一個に対するアレコレの量が増えてダラダラと長くなってきてる…。できるだけコンパクトにするようにしないとなとは思ってはいます(思っては)。好きな作品は言いたい事多いしハズレの作品には愚痴が言いたくなる。

 

ダークタワー】(初)/とにかく銃がカッコイイ。銃撃戦がカッコイイ。ガンスリンガーがカッコイイ。それが観たいから観たような映画。

スティーブン・キング原作。これも90分でこじんまりまとめるのではなくシーズンドラマの素材よね。丁寧に作ればハリーなんちゃらよりもおもしろいと思う(あっち観てないから知らんけど)この内容なら2時間超〜3時間の尺でもぼくは観れる。

いや、どーせならアマプラでもNetflixでもいいのでドラマ化して欲しい。絶対に観る。

まぁとにかく銃の扱いがツボ。リロードの仕方がツボ。もっと銃撃戦シーン欲しかったなぁ。覗き込んだスコープをピンポイントで狙い撃つとかカッコよ過ぎてニヤニヤしちゃった。

ガンスリンガーの銃はレミントンのリボルバー。大人数相手にリボルバー。粋やん。そりゃリロードもカッコよくなるわさ。

ちょっと銀河鉄道999の鉄郎の銃[コスモドラグーン]を思い出した。書いてる中の人は西部劇も好きなのでリボルバーの銃も好きなんです。

作品としては最後のクライマックスがものすごい駆け足で終わっちゃった感じがして勿体なかった。あと、獣人みたいなのももっとちゃんと説明なりしてあげないと。

あの終わり方なら続き作れるんちゃうのかな。まぁあのラスボスを超えるキャラクターが作れれば…になるのかな。

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【左様なら、今晩は】(初)/我らが久保史緒里さんの映画初出演で初主演の作品。内容的には推し事が絡まないと観ないような作品やけどこれも何かの巡り合わせ。ちなみに原作は読んでないまっさらの状態。

この人はホントに器用ね。ラジオ、歌、喋り、タレント、舞台、なんでもそつなくできてしまうし演技までできる(できないのは[ラヴィット!]だけね)。それもどれも高いレベルで。そりゃ推し甲斐もあるでしょうね。

本音を言えば[広島弁]ではなく出身地である[東北訛り]の演技が観たかったけどそれはこれから先にいくらでも機会はあるでしょう。ゆーて方言だいすきおぢさんなんで広島弁の久保ちゃんも良かったんですけども。

久保ちゃんの演技は好きなんですよ(舞台観てないくせに)。主演したドラマの[クロシンリ 彼女が教える禁断の心理術]のクロノサキも良かったし、もっと言えば過去にNOGIBINGO9でのドS演技(文面だけで見るとなんかアレ)も好きでした。スイッチが入るトコが好き。たぶんゴリゴリのサイコパスとか殺人鬼とかストーカーとか似合うと思う。でも、女優・久保史緒里として1番好きなのは(ツイートでは何回も何回も言ってるけど)《泥だらけ》のMVの演技です。この作品は他のメンバーの演技も素晴らしかったと思いますけど、セリフもなくキャラの背景とかの説明もないのにあの久保ちゃんの演技がアイドルの演技を超えて飛び抜けて良かった。カッコよかった。

話が逸れてしまった。作品の事にも触れますか(当たり前)

喉仏を触った後で『結構骨っぽいんじゃねぇ』てボソッと言うところが愛助というより久保史緒里感丸出しでよかったし、霊能力者がいきなり部屋に入ってきて幽霊がビビるという画ヅラはシュールでおもしろかった。普通逆やろw

特に良かったのは、お好み焼き屋さんでコップが2つとメニューを2人前聞かれた描写〈周りからも見える=2人の距離が縮まってる〉が何の説明もなかったけどそれが逆にとても秀逸な演出やと思った。

最後まで観た後で改めて観ると休館日の映画館で『また来ようよ』の後の愛助の表情と指切りを促された時の表情が堪らない。

ドアタマで〈ノー◯ラ〉のくだりがあったまんまずっと愛助のビジュアルがサンダル以外変わらなかったって事は〈ノーブ◯〉でデートしたのか?(急に下衆い)

覗かれてるかと慌てて胸元を隠す仕草を観て同期の子を思い出した(それに触れるのはやめろ)。てか、〈ノ◯ブラ〉のくだり要ったか?w

色んな事がぼやけたまま終わったけどそれは『ハイ!考察して下さい!』とかではなく、この作品を形成する際になくても大丈夫な部分ではっきり輪郭を描かない綺麗な水彩画のような美しさなのかと(例えが下手過ぎる)。別に不満もないしこれでいいと思う。

個人的には最後のお別れのあの◯◯シーンはフリではなくちゃんとした方が(映像で見せた方が)よかったと思う。アイドル・久保ちゃんにはアレが限界なのかもしれないけど女優・久保史緒里には必要な演技やと思うんですよね。

なんかほっこりするキレイな作品でした。

1時間半が速く感じた。

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ガントレット】BSPの番組表で見かけたので録画して視聴。'77のイーストウッド主演・監督のドンパチアクション映画。

イーストウッド=山田康夫さん》この組み合わせだけで白飯何杯でもいける(二代目を一切認めない過激派)

…と思って再生したら字幕スーパー版でした()

ガントレット]の意味は刑罰・体罰の一種。『罰を受ける者は二列(gauntlet)に並んだ兵士の間を通り抜けるように強制され、通り抜ける間に両側の列の兵士が棍棒や鞭で殴ってゆくもの』(Wikiのコピペ)作中のクライマックスがそんなシーンですね。

『でも銃の場合は射線に人がいるから普通はありえへんでしょ』とか野暮な事は言わないけど、ビルの上からショットガンで散弾を撃ってもしゃあないでしょうというツッコミはしたくなる。〈ショットガンは近距離で〉てバイオハザードでも基礎中の基礎ですよ。

ブルース・ウィリス主演の[16ブロック]という作品の元になってる(と思ってる)作品。こっちの方がすごいと思うけど。

クライマックスのシーンは映画史に残るシーンやと思う。個人的にはダーティーハリーシリーズよりもこの作品の方が好き。

序盤での賭場のシーンが[スティング]で観たのと同じ雰囲気。あと、飛行機のチケットを電話で予約する時の偽名が最強の夫婦と同じ[スミス]。観た事のある作品同士が繋がるとちょっと嬉しいね。

イーストウッドの演じる刑事のショックリーが古の武骨で本宮ひろし先生の描く〈漢〉って感じ。ほぼ初対面の女の人を早々に引っ叩いたり銃を預けたりと色々とワイルドw

さすがに約半世紀前の映画で何から何まで全てに時代を感じる。でも出てくる車輌とかめっさ渋くてカッコイイ。

360°数十人の警官に囲まれて正当防衛とはいえ撃ち殺しておいて普通にしれっと去っていくエンディングw

ひとつだけ…、同僚をあのタイミングで撃つ意味とメリットが全くわからない。

古き良き銀幕のスターの出てる映画。

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BLEACH】(初)/原作厨です。ゴリッゴリの。なんならアニメも観てなかったです。原作を神格化してて。ただ、[千年血戦篇]はTLのフォロワーさんたちが騒いでたので観てた(なんやかんな楽しんだしep2全力待機中)。でも、みんなが騒いでなかったらたぶん観てなかったと思う。

だからというか実写版を観るのもはじめまして。機会があれば一応は観たかったんやけどアマプラには一向にラインナップされてなかったんで。Netflixで見つけて即リストイン。

この映画の予告編が流れた頃の少し前にMIYAVIの音楽にハマってよく聴いてたので(今でも好き)、『兄サマをMIYAVIがやる、だと…』とちょっとテンションが上がったのを憶えてる。

真咲ママが長澤まさみさんやと知らなかったから始まって数秒で『おぉ!』てなった。

一護やルキアのキャスティングに個人的にはそんなに違和感ない(甘い)。ただ、一護とルキアのサイズ感は原作に近いけどそれを基準にしてしまうと石田と恋次のサイズ感というかフォルムがちんちくりんというか(特に恋次)。恋次の演技にはケチつけてないです。兄サマの演技もぼくは特に不満はない(多少の推し補正アリ)。なんか兄サマはあんな感じの抑揚のないイメージやから(言い方)。最後のトドメの刺し方は斬魄刀を振り上げるのではなく千本桜の始解が始まりかけるとかの方がカッコよかったな、とか思ったり。

てか、チャドがブラザーTOMの息子ってのが1番のサプライズ。まぁ、こんだけ登場人物を絞っといてそれでも役を余らす(織姫とかチャドとか)って逆にすごいな。あと、エンディングはMIYAVIとちゃうんやね。

いっその事ここまできたら興行を気にしなくていいから(そーゆーわけにはいかない)続きを作って欲しい(無理やと思うけど)。江口一心の卍解も観たくなってる(てか、そもそも卍解会得まで進んでないし)。ただ、山じいや京楽さんや剣八の実写版を想像すると不安しかないけど(マユリさん含め)

原作厨ゆえに評価は厳しくしたいけど原作推し補正みたいなのは正直あるな。文句言いたいけど言えない、言いたくない…みたいな。アニメと実写とどっちが評価高いんやろうか。

まぁ108分ですもんね。できることも限られますわな。当然[第一章]みたいになりましょうよ。そらしゃあない。

るろ剣みたいになると思って作ってたんやろうなぁ。

結論。やっぱ原作が神がかってんのよ。

△(原作ファンは劇場出て暴れたのかなぁ…という△)

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ダーティハリー】これもBS12でやってたから観た。'71の作品。

ダーティハリーと言えば

『Go ahead, Make my day』

なんて痺れるセリフが有名。ただしそのセリフが聴けるのは[4]。

今回は吹替版。山田康夫さんの声が聞けるのはある意味ご褒美。BS12さん、GJです。アザス。

[S&W・44マグナム]を一躍有名にした映画。[44マグナム]といえばハリー・キャラハンと次元大介西部警察のリキ(寺尾聰)(リキ刑事は8㌅バレルでハリーは6㌅で次元は4㌅)ちなみにコルトパイソン357といえば同じく西部警察のハト(舘ひろし)とあぶ刑事のセクシー大下(柴田恭兵)と冴羽獠。

ダーティハリー症候群]なんていう俗語が生まれたりするくらいの影響力のあった作品でイーストウッドの代表作。全編BGMがジャジーイカす。人気シリーズで[5]まで作られた。

憎たらしいくらいにセリフが粋。カッケェ。山田康夫さんの吹替えが粋さとカッコよさを倍増する。さすが[ジャッキー=石丸博也]と同レベルの安心安全の普遍の真理。

ちょっと西部劇のテイストを感じながらその後の刑事物アクションの、というかアウトローな刑事のモデルになってると言っても決して過言ではない作品であり教科書でもあるマスターピース。尚且つ、事件の被害者よりも加害者の方が尊重されると言う法律の矛盾をテーマに置いたただのドンパチアクションだけでない深いメッセージ性がある映画。

ダイハード3の元ネタ要素も。

酒屋で奪う銃がワルサーp38でルパンの銃というのが山田康夫さん繋がりでニヤッとする。でもおそらく偶然というのが更にニヤける。

スタジアムでの空撮がハリーのジャケットが強風で靡いてるのでおそらく近距離からのヘリ撮なのがその時代ならではなのだけど当時としては新鮮な演出やったんやろうな。

ガントレット]と放映が近いのは意識してなのか偶然なのかイーストウッド翁の新作か何かしらが控えてるのか?

ガントレット]よりもプロットやストーリーの進行に強引さがなくてしっかりしてる。

ちなみに[ダーティー]ハリーではなく[ダーティ]ハリー。

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【パーカー】(初)/これもBS日テレでやってた。ステイサム兄貴のクライムアクション映画(2013)スゴ腕のプロの強盗が組んだ仲間たちに裏切られて復讐するというシンプルなストーリー。めっさシンプル。

48時間('82)などでお馴染みのニック・ノルティが相棒役で出てるけど、元々の声質というか滑舌というかに加えてお歳を召されたのでほぼセリフが天龍源一郎(どっちにも失礼)

終始なんかダサいジェニファー・ロペスさんですが、頭の回転が速くてカッケェ。ダサくてカッケェなんてなんかずるい。結局[振られる]のがまたいい。脇役としてはいいキャラやと思う。

続編できてもおかしくない素材。原作もしっかりシリーズあるし。作らないのかしら?

終わり方(農夫への恩)はいいね。

どの強盗の現場でも色んな人にガッツリ面と向かって顔を晒して(ヅラや帽子程度の変化のみ)よく足がつかないなという野暮な考えもご愛嬌。

ステイサム作品じゃなかったら観なかったかも。でもステイサム作品やからまぁまぁおもろかった。って内容。

金ローとか合いそう。

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【パーフェクト・ドライバー  成功確率100%の女】(初)/これはスクリーンで観てきた。推し(パク・ソダム누나)の出てる映画。そりゃ観ますわ。内容もモロ好みやし。これが恋愛ドラマ系とかならたぶん劇場に足は向かなくて配信を待つと思う。

まだ公開されたばかりという事でネタバレするような中身は控えます。簡単に言うと[パラサイト]の美術の家庭教師とお坊ちゃんが出てます(雑)

スゴ腕のドライバーがワケありの依頼品(人)を運ぶカーアクションという既に何世紀も前からゴリッゴリに擦られまくっているプロット。でもおもしろかった。推しが出てるから(ポンコツ感想)

聞いたことある設定で観たことのある状況でもところどころで使われるアイデアは良かった。ただ悲しいかなどーしてもゲイリー・オールドマンがずーーーっと頭に浮かぶ。

あと、やっぱり韓国語やと言語に対する知識も親しみもないからセリフの言い回しやイントネーションから滲む繊細なニュアンスとかがわからない部分があるのが悔しい。ほとんどが怒ってるみたいに聞こえちゃう(情薄が過ぎる)ちゃんとした声優さんが声を当てる吹替版も観てみたいです(変なタレント吹替ではなく)(←ここ重要)

もちろん大きなスクリーンで立派な音響で観たらおもしろい作品なんやけど、『お!今のシーンすごいな!』って何回も観なおしたりしたい作品。だから円盤と配信を全力待機(観てこれ書いてる日は公開初日ですが)

(推しが出てるし)娯楽作品としては十分合格やと思う。

原題は[특송]で〈特送〉らしいけど、邦題がダサい。そのまんまでいいやん。百歩譲っても副題はいらん。

○(推しが出てr文字数

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ブラッド・ファーザー】(初)/夜中に地上波でやってて知らない作品やったけど、[メル・ギブソン主演]て書いてあったので録画して視聴。

さすがに還暦をお迎えになったので老いは仕方ない。でもやっぱカッコイイ。[リーサルウェポン]シリーズが大好きなのでどちらかというとメル・ギブソンは監督というより役者なのよね。今作ではずっとなんかパッとしない親父の印象のまんま終盤まで進んで、ガッツリとアクションしてた頃を知ってるから少し寂しい感じもしてた。でも、歳を重ねて身体を張るアクションよりもこーやって抑えたアクションにシフトチェンジするのは仕方ないしある意味正解なんやろうな。[元特殊部隊]とかのTOO MUCHの設定がないのもいい。

敵役に当たるジョナになんか見憶えがあると思ってたら[ローグ・ワン]のキャシアン・アンドーやった。まぁ見事にヘタレな憎まれ役をやってござった。

最後に娘を護って生き絶える(ガッツリネタバレを書く人)とかカッコよ過ぎにも程があるし『めっさメル・ギブソンやん』て感じ(語彙力)。クライマックスの撃ち合いで車の陰から撃つ時の顔というか目がめっさ〈リッグス〉で痺れるくらいカッコよかったし『これぞメル・ギブソン!』て感じで惚れ直した。目がいいのよ。あと、なんと言ってもダブルバレル・ショットガンを撃つなんざ[マッドマックス]からのメル・ギブソン推しとしてはご褒美としか言いようがない。

Wikiを覗いてこの作品が[フランス映画]となっててものすごく意外。コテコテのアメリカ映画やと思って観てた。

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【マイ・ブロークン・マリコ】(初)/ぶっちゃけて言うと、タバコを吸う永野芽郁さんが見たくて観たようなもの。85分というコンパクトなのもいいですね。

永野芽郁さんと奈緒さん2人の演技がすごくて引き込まれて、同時にこのキャラがこなせる2人が羨ましかった。特に永野芽郁さんのシイノトモヨ。ぼくの好きな女優さんたちに演じて欲しいキャラはこんな感じ。

やさぐれてタバコをふかす伊藤万理華

ブチ切れて包丁を振り回す久保史緒里

バキバキの画面の携帯を使う西野七瀬

後先考えず2階の窓から骨壺を抱いて飛び降りる白石麻衣

知らない土地で酔っ払って野宿する生田絵梨花

地べたに胡座かいて悪態をつく梅澤美波

親友のことをダチと呼ぶ山下美月(これは呼んでそうではある)

昼間っからビール飲んで餃子を食う林瑠奈

(乃木坂ちゃんばっか)(それはそう)

〈元アイドル〉として与えられる役はやっぱり〈アイドル〉味が強くてキレイな花束で飾られたお人形の印象がついて回る。それは致し方ないけど。それを全部足で蹴り飛ばすような演技が観たいしみんなできると思ってる(過保護)

ぼくがよく言うのは『推しのサイコパス、殺人鬼や殺人犯、ストーカーとかのブッ壊れた役とかが観たい』。それはお客様のようにチヤホヤされた(少し言い過ぎですね)《元アイドル》ではなく《女優》に求められてるモノだと思うから。だから西野七瀬さんが演じた[黒島沙和]はホントにすごいと思うしとても羨ましかったし、ここだけの話、正直嫉妬した。

作品としては[救いがない]ようでいてそれでも引きずる重さや暗さは観終わった頃には少し晴れてる。前に、伊藤沙莉さん(この人も推しです)の[獣道]という映画を観た事あるけど、あっちは終始[救いがない]という印象でそのまんま終わった。気分が落ちたもん。でも今作はそれが晴れたのは最後の手紙を読んだ表情でふっと憑いていたものが浄化されたからかと。

さすがに中学時代に演技とはいえ喫煙させるのは無理でただ持たせてるだけ(持たせてるだけならセーフなのかね、やっぱ)とか骨壺持ち歩くならなんか袋に入れるなり包むなりしなさいよとか釣り竿持ってあんな断崖絶壁に来ないでしょとか(まぁ何かを察したんでしょうね)思うところはあったけど。

主演の2人の演技が素晴らしい事を踏まえ、仮に2人の役柄が入れ替わってもきっと素晴らしいシィちゃんとマリコになって成立したのではないかなぁと魅力的で色んな活躍をしてるのも頷ける女優さん2人を観て思った。

あと、映画の中のフィクションのようで、でもどこかの誰かには実際の日常であり逃げられないノンフィクションでもあり得るストーリーなんやろうな…と。

『周りの奴らがアンタに自分の弱さを押し付けた』

1番響いて1番好きなセリフ。

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エスケープ・フロム・L.A.Netflixのマイリストを作ってたら見つけたので即リスト入り。

大好きな[メタルギアソリッド ]の元ネタになってる映画。だから好き(単純)

[スネーク][プリスキン][眼帯][毒(ウィルス)][単独潜入][1人乗り潜水艇]全部馴染みがある(それはそう)ただ、スニーキングなんかする気全然なくて普通に闊歩してる。

古さやB級感とかも全部飲み込める。メタルギアに繋がるから(盲目)

前作にあたる[ニューヨーク1997]も観たいけど円盤持ってないしアマプラにもNetflixにもない。追加オナシャス(マジで)

前作については、リュック・ベッソン製作の[ロックアウト]は盗用疑惑で訴えられて負けたけどメタルギア側は訴えられなかった。その理由が『小島秀夫はナイスガイだから(カーペンター監督)』というほっこりするエピソードも。ちなみにロックアウトのラスボスの吹替えが大塚明夫さん(メタルギアのスネーク)というある意味へんな所で色々と繋がったりもしてる。今作のスネークの吹替えは残念ながら大塚明夫さんではない。ちなみに地上波での吹替版では敵役の声が大塚さんというちょっと混乱する布陣らしい。

'96の作品なのでやっぱチープ感というか粗いトコはある。でもそれが良くて。メタルギアソリッドはPS1のあのポリゴンで。サンズオブリバティーPS2のあのグラフィックで。それが味であり魅力でしょうよ(最新技術で作ったやつが観たくないとは言ってないしなんなら観たいけど)

主演のカート・ラッセルは好きな俳優さん。前述の[バックドラフト]や[遊星からの物体X][デットフォール][トゥームストーン][ブレーキダウン]。本作の監督、ジョン・カーペンター作品の常連俳優。

ちなみに奥さんは女優のゴールディー・ホーン(この人も好き)

まぁ、盲目的に褒めてはみたもののバスケで『?』てなってサーフィンで吹き出してグライダーで失笑したけどね。

やっぱスネークにはタバコが似合う。

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ダーティハリー2】これもBS12。①の次の週にやってたからこれはもしかしたら〜⑤までやる流れかも。今回も吹替版で山田イーストウッド康夫を堪能。

原題は[Magnum Force]。ちなみに[ダーティハリー]というタイトルは①以外は邦題のみ。原題は②以降は全作に別のタイトルがついてる。

ネタバレ上等で言っちゃうと(言うな)[仲間の警官が実は]パターンはある意味ベタと言えばベタ。おまけに序盤でわかっちゃうからちょっと拍子抜け(ミスリードかましてくれるけど)。でもまぁ①でも犯人は早々にバレてるし別にそーゆー意味での推理サスペンス要素はあまり求められてない気もするしそこは割り切れる範囲内。

作品的には陰湿な一作目の方がインパクトは強いと思う。犯人のキャラの強さもあるし。でもこっちの方が明確でちょっと派手。

①での飛び降り未遂とか今作のハイジャック犯とか本筋から脱線した特に伏線を張るでもないエピソードが挟まるのはご時世的なものなのか知らんけど若干ちょっと観てる側の圧が抜ける気がしないでもない。

殺される娼婦の声がものすごく主張が強いというかなかなかしっかりした吹替やなぁと思って調べてみたら松金よね子さんw(ロッキーのエイドリアンの声の人)チョイ役に豪華すぎんか?w

んでその娼婦を殺したポン引きの人は①の序盤でハリーに撃たれた銀行強盗らしい。

①とは打って変わってほとんどの場面が日中。夜のシーンが多いと暗くて観にくいと思うけど、こんだけ堂々と白日の下で行われると『いやバレるしw』て思っちゃうからどっちもどっち。

弾の施条痕を調べるために銃弾を回収する方法がスマートでキレイ。ちゃんと〈射撃大会〉の理由が通ってる。あと、その大会でハリーが負ける要因が、間違えて市民のパネルではなく〈警官のパネル〉を撃ったというところがニクイ。クライマックスへの伏線になってる。

同僚の子供たちや奥さんと話す時の声が普段より少し優しくなっててちょっとルパンを連想させる。

クライマックスの時にはもうマグナムを持ってなくて①のように銃で決着をつけるのではないというのが好きか嫌いの好みが分かれそう。

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遊星からの物体X・ファーストコンタクト】(初)/Netflixにて。

'82の[遊星からの物体X]の前日譚(というかリメイクというかリブートというか)。原題は[THE THING]で同じ(なんで同じ?)前作?オリジナル?は好きな映画で何回も観てるし円盤も持ってる。前作はジョン・カーペンターカート・ラッセルのコンビ。初見では[物体]の造形や映像に度肝を抜かれた記憶。個人的には今作よりも前作の方が禍々しいしエイリアン感はある。今回のはちょっとモンスター感が強い。

主役がヒーローからヒロインになってるあたりに時代を感じる。まぁこの内容なら性別がどっちやろうが然程影響はない気もする。

前作で描かれなかった部分が丁寧にエピソードになってる。でもそれ以外はほとんど同じ事が同じように展開していくので、それを退屈と捉えるのか細かく知れる補足と捉えるのか。ぼくは前作好きっ子なのでどちらかといえば後者。前作を知ってれば倍楽しめる。けど、前作を知ってて単純に比べれば確かに退屈かも。

防寒服・髭面でどれが誰なのか大半がちんぷんかんぷんなのは南極を舞台にしちゃうとどうしてもついて回る。

前作と今作のどっちが良くてどっちを薦めるとなると圧倒的に前作。40年前という事を踏まえても遥かに作品の質がいい。前作が[ホラー]にカテゴライズされるとすると今作は[モンスターパニック]で同じ棚には並ばないのかなという印象。でも個人的には満足。

主人公のケイトがマクレーンの娘([ダイハード4.0]ルーシー)というのを知ってからとても感情移入しちゃったし、ちょっと鋭い眼光も似合うなと思ったし(単純)、なんなら途中から[DIE HARD:THE THING]。個人的にはこのキャスティングが1番のサプライズで湧いた。他にはホラー作品によく出てはるらしい。ちなみに作品はダイハードの方が先。

あんな形態で姿形すらままならないエイリアンが高度な文明を持ち合わせているとか宇宙船を操るなりするというのがちょっと想像できないのよね。

前作が観たくなったし、答え合わせというかちゃんと繋がってるいくつかのネタを確認したくなった。

…と思ったらアマプラもNetflixもねぇでやんの。円盤引っ張り出すか…。

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遊星からの物体X】'82盤。配信ないので円盤で。

[SFホラーサスペンス・B級・疑心暗鬼]モノ作品の傑作であり古典とも言えるマスターピースで以降の作品に多大な影響を与えている作品。たまに解説の例えとか紹介で作品名が出てきたりするし見かけると嬉しいし名前が出されるのも頷ける。ちなみに、今作がオリジナルかと思えばそうではなくて実は今作も'51の[遊星よりの物体X・原題:The Thing from Another World]のリメイクでさらに原作の小説がある。顔の見えない人物のポスタービジュアルが秀逸でカッコいい。

※冒頭で暴発したグレネード

※壁に突き刺ささった斧

※氷の型枠

※顔が結合した焼死体

[ファーストコンタクト]が丁寧に繋がるように作ったのが確認できる。

たぶんやけど建物の壊れ方とかも同じにしてあるんやと思う。それぐらいこだわってそう。

今観ると犬の演技が素晴らしいw廊下で振り返る?トコやオリの中の一部始終がまるで俳優が演じてると言われても信じれるような芝居。

変に笑いを取りに行くコメディーシーンやお色気ロマンス要素(そりゃ出てくるのおっさんばっかりなので)がなく徹頭徹尾ずっとシリアス展開なのが物語への没頭を助長して重厚さを増してる。

個人的には[エイリアン('79)リドリー・スコット監督](これまた不朽の名作)よりもこっちの方が好き。

久し振りに観たけど完璧。

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取り敢えず今回は○で〆ます。

仕事仲間からお薦めの作品も聞いてきたから観たいモノが増えた。

また溜まったら続きで。

 

(17勝5分4敗)