髭日記

アメブロからのお引越し。

W杯も無事に終わり(決勝戦をリアタイできなかったので個人的には[無事]とは言い難いけど)溜まってた観たい作品を消化していこうと思います。

浅草キッド】(初)/やっと観れた。仕事仲間の計らいでひょんなことからNetflixが観れるようになったんやけど、これが観たくて観れるようになりたかったしこれが観れたら目的の80%は達成したようなもの。初『どぅどぅーーん』

W杯終わってまた映画を観始める1発目の作品はこれにしようってずっと思ってた。

たけしさん(ぼくが呼び捨てにできない芸能人はたけしさんと明菜さんだけ)がガキの頃から大好きで小説も持ってる。

とてもいい。製作に携わった人全てに感謝したい。柳楽優弥さんが思ってたウン万倍もたけしさんでびびる。

普段、映画を観てても宗教的な事とか国同士の戦いとか色々な深い要素がいまいちわからない時(ただの情薄説)にそーゆー事にあまり根付いてない国民性(主語がデカくて申し訳ない)を少し悔しいというか残念というか勿体ないというか『知ってればもっと深く理解できたのかなぁ』てよく思うけど、この作品がここまで沁みてくれるという事で『日本人でよかった。これがわかる時代に育ってよかった』て思えたりした(大袈裟)

なんか観ながらずっと泣いてた気がする。

 

全てが【粋】な映画。

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【シン・ウルトラマン】(初)/なんかお金をかけた壮大なウルトラマンコントを見せられてるような感じ。

そーじゃないのよ。観たいのはこんなんじゃないの。

エヴァを観てない人がケチをつけるのは違うのかもしれんけど、シン・ゴジラが肌に合わなかったぼくには当然肌に合わず。

[最後のジェダイ(SWepⅧ)]を観た後のような『なんそれ!』感。

なんで評価が高いのかわからない。

 

才能があってお金を余らせると碌な事しないな(暴言)

✖︎

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【ドライブ・マイ・カー】(初)/先日[そばかす]を映画館で観る機会があってとても良かったので同じ三浦透子さん出演作品が観たくて(お顔が好きなのです)

作品としては…ぶっちゃけ『長い』(語彙力の欠片もない)約3時間(そりゃ長いわ)。違う話の2本の映画をまとめて観たような感覚(悪口ではないです)

この映画を『素晴らしい!』と言えるだけの感性はぼくには正直なところない。人間ドラマであったりいわゆる[行間]であったり[芝居]の良さとかはあるのかもしれないけど、それを汲み取って噛み砕いて飲み込んでここで言葉にするだけのセンスは残念ながら持ち合わせてない。ただ単に〈好み〉の問題かもしれないけど。[重い]とか[濃い]とかとは少し違って…、かと言って[文学的]なんてありきたりの言葉で表現できたりスカしたものでもない(言いたい事が迷子)

結論を言っちゃうと[そばかす]の方が好きです。

あと、タバコを吸う女の人がとても好きです(そこ?)

 

邦画をほとんど観ないぼくが邦画を続けて観てる。

そろそろド派手なドンパチが観たい。

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【ダイハード】クリスマスなので。相変わらずの最高具合。さすがベスト。少し前に観たけどwww

撮影を担当したのはヤン・デ・ポン(後のスピード、ツイスター、トゥームレイダー2の監督さん。ブラックレインでも撮影監督してたらしい)

クライマックスのハンスの表情は落下のタイミングをズラして伝えてあったので迫真の演技というよりガチの表情だとか。アラン・リックマンといえばハリーポッターではなくこのハンス・グルーバー。

最後に殴られた後でも車に乗り込む2人の抜けでちゃんと演技を続けてるリポーターのソーンバーグとか地味にジワるので気にして観てみて下さいw

次の日に続けて2を観る。

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【ダイハード2】クリスマスなので(コピペ)。相変わらずの最高具合に派手さがプラス。好き。とても好き。これも小説持ってる(《ケネディ空港/着陸不能》)

監督がジョン・マクティアナンからレニー・ハーリンクリフハンガーディープ・ブルー)に代わってアクションの味付けが濃くなった。それもかなり濃厚な。さすがハリウッドw

マガジンのカラクリは初見では気づけなかった(今思うとお粗末な観方過ぎる)けどツレが言ってて気づいた。

管制塔の偉いさんのトルドーさんが悪人ヅラ(失礼)なのに話がわかるという配役が好き。國村隼さん感。

スカイウォークのシーンでT2でT1000を演じたロバート・パトリックがチョイ役で出てるのはちょっと有名。

グロック拳銃を一躍有名にした映画(ガスガン持ってる)で、銃で言うと空港の警備側がM-16、テロリスト側がMP5を使うという新旧?対比の描写もいい。

エンドロールで[Let It Snow!Let It Snow!Let It Snow!]が流れた後で重厚なオーケストラに変わる瞬間が好き。

このシリーズと言えば最後の決め台詞。

『Yippee-ki-yay, motherfucker』

シリーズを通してクライマックスでこの台詞を待ちながら出てくるといつも心の中でスタンディングオベーションしちゃう。

T2の『Hasta la vista, baby』も同じくらいのカッコ良さで好き。

他にはターミネーターシリーズでの

『Come with me if you want to live』

スターウォーズでの

I have a bad feeling about this

とか、名作には名決め台詞が似合う。

 

1と2は英語字幕で観ても8割くらいはわかるくらい観てる(誇張なし)

(好き過ぎて言う事が多い)

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【世界侵略: ロサンゼルス決戦】地上波で夜中に放送されてたのを観て懐かしくなって改めてアマプラでちゃんと観た。

これもいわゆる[大風呂敷]映画。戦争映画風のSF娯楽映画。でも他の作品より地味というかリアルというか地味(地味)

〈エイリアン〉というトコ以外は極めてリアルな描写なのかなと思う。だから派手な飾り付けもないように感じるのかしらね。だから地味なのか(まだ言う)。全体的に低評価なのはそーゆーとこも理由の一つなんではないかと思ったり。

『ゲームのステージのようにシチュエーションをクリアしていく形式の映画。昔からゲームをしていた世代が作ったような映画』

というレビューを見た事があり、すごく的を得てるなと思ったりした。

字幕の方が迫力はある。けど情報量がグッと増えるので気楽に観るには吹替の方がオススメ。でもやっぱ字幕の方がカッコイイ。

3部作作品のエピソード2だけを観たような感覚(雑)エピソード1を観てないからキャラへの感情移入も微妙なうえに把握する前(名前を認識する前)に戦死したりしてくうちに次の最終章に続く感じで終わっちゃった感。エピソード2としてならまぁまぁいい作品(ちょっと皮肉)

2時間そこそこで着地しなきゃいけない映画ではなくて1シーズン使えるドラマ向けの素材なのかなという感想。


推し(ミシェル・ロドリゲス姐さん)の出てる映画。

✖︎

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【パラサイト 半地下の家族】これも地上波で夜中にやってたのを途中から観て改めてアマプラで観直した。今回は吹替版。好きな映画。まだ観てない人は初見の衝撃をこれから楽しめるのかと思うと羨ましい。

ネタバレに繋がるような事はこの作品に関しては殊更書きたくない(書かない方がいいと思う)ので割愛(のつもり)

大きな賞を受賞したりしてすごく話題になってたけどぼくが観たのはだいぶ後になってから(天邪鬼発動したので)。観終わった後に『すげぇな』と観てなかった事を悔やんだ作品(チョロい)

テンポと伏線の張り方とシナリオがハンパない。過言かもしれんけど日本の映画でこのシナリオは生まれない気がしてる。

格差社会〉とかの難しい背景はよくわからないしそんなのは置いておいても楽しめるくらいの作品。前半のコメディー感に比べると後半のスリラーサスペンス感のギャップがいい。観る人によっては後半はとてつもなく重く暗く感じるらしい。『お?!ハッピーエンドか?』と思わせておいてからのエンディングが初見の時はちょっと引きずるくらい切なかった。

キャラもみんな良くて初見ではお母さんが[前]と[後]でキャストが変わったのかと思うくらい見違えた(いい意味で)

ただ、観た後にツイートでも言ったけど純朴なイメージの息子の耳にピアスの痕があるのにはとても違和感。


染みついた[臭い]([匂い]ではなく[臭い])がキモになってるのが秀逸ではあるけどとても残酷な気がした。ある意味[タブー]の領域よね。


推し(パク・ソダム=妹ギジョン役)が出てる映画。[パーフェクトドライバー]は絶対観に行く。

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【TENET】映画館で観たけど途中で置いてけぼりにされた作品。いわゆるリベンジ。Wikiであらすじを読んでもイマイチ内容がわからない作品(観たらわかるかと言えば必ずしもそうじゃない)序盤の解説のシーンを観ても頭の中は『???』だらけ。[スタンド]とか[卍解]の能力とか言われた方がしっくりくる(ジャンプ読んでた頃から成長してない脳)

クリストファー・ノーランの他の監督作品(インターステラーインセプションetc)を観てない人が入門編に観るには敷居が高かったかも(ダークナイト・トリロジーは観てるけど)。この作品を観て『よし、他のノーラン作品も観てみよう!』て思う人と逆にヒヨる人がいると思う。ぼくは正直、身構えました。

全部の内容が理解できるととても楽しめる映画やと思うけどたぶんぼくは6〜7割くらいしか理解できていない()でも、ニールの任務がわかった時はかなりの衝撃を受けた。

キャット(エリザベス・デビッキ)が終始美しい。

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【Mr.&Mrs. スミス】プラピとアンジーのキャスティングの時点で勝ってる映画(ある意味そこがピークでそれ頼みの感もなくはない)。シンプルにおもしろいしシンプルに好き。ド派手なアクションの隙間にコミカルなやり取りがあって『ハリウッド映画やなぁ』としみじみ思うし好きな作風。〈THE ハリウッド〉であり〈THE エンタメ〉な1本。

アンジー姐さんのアクションはトゥームレイダーやソルトも好き(観たくなったのでたぶんそのうち観る)

[ジョン][ジェーン]て名前は映画をよく観てる人ならすぐにピンとくるでしょうね。偽名の代名詞みたいな名前なので。日本で言うなら[太郎]と[花子]みたいなもの?(違う?)

続編ができててもおかしくないのに作られてないのはこれを超える脚本がないのか、実生活での問題が絡んでるのか。別キャストでリブート版やテレビシリーズも企画はされても実現はしてないらしい。

ララ・クロフトの時はなんかもっとこう『ボンッ』てなってたのになんか少し萎みました?(何が?)

家の中の銃撃戦の時に陶器の蓋を落としてショットガンを撃たれる直前で、通路に出た瞬間にジョンが銃の持ち手を変えてるんですよ。最初は右に壁があるから左手で持ってて移動して壁が左側になると右手に持ち替える。これって遮蔽物(壁)の位置によって持ち手を切り替えてるんやけどその辺の細かい描写がたまらなく好き。

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アナコンダ】地上波で夜中にやってたから久し振りに観た。'97のB級映画。まぁ'97ではのデキというか。改めて配信で観直したりするほどではない。てゆーか、別に観なくてもよかったかな。

駆け出しの頃のジェニファー・ロペスと[ミッションインポッシブル]のジョン・ヴォイトと[フライⅡ]のエリック・ストルツが出てる。

他にあんま書く事ない()

個人的に蛇には嫌悪感も怖さもあまり感じないので『スン』とした感じで観れる。

当時はこれでも凄かったんでしょうね。なんせ[4]まで作られてるんやから。

色々とチープ感満載やったけど消化されかかってる描写は『おぉ!w』て思った。

てか、最後のって炎に包まれても水に潜れば火は消えんじゃね?

アマゾンとか密林にリゾート感覚のタンクトップとかショーパンで行くのは古今東西変わらない。

✖︎

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バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ】(初)/やっと観れた。やっと観れて…コレ?

[原作厨]です。ゴリゴリの。初代PS1版からずっと全シリーズやってきて(VILLAGEとREは観ただけやけど)すごく好き。だから原作から一人歩きしてしまってたあっちのシリーズは好きじゃなかった。『もうバイオちゃうやんけw』と。まさかここにきて『バイオちゃうやんけw』とまた思わされるとは()[バイオ]ですよ。確かに[バイオ]。でも知ってる[バイオ]でも観たい[バイオ]でもないの。原作を知らない人が知ったかイメージだけで作った?ゲームしたことある?

似てなくていいんですよ。リブートならリブートらしく。でも、なんかこう…リスペクトぢゃないけど『ここは譲らないよ』っていう気概を見せて欲しかった(キャラの事言うてます)キャラのビジュアルを見て『あれ?ジルがいない?レオンもウェスカーもいねぇやん?』て思ったもん。

よくこれでカプコンさんOK出しましたね。

好きやから当然期待してたもんで余計に残念。なんか悔しい。ガキの頃に好きやった怪獣王や光の国から僕等のために来たヒーローを好き勝手におもちゃにされた例の感覚に近い。これじゃまるでシン・バイオハザードやん(棘)

てか、1と2とベロニカをごっちゃにすなw

もっと原作に敬意を表して欲しかった。その範囲内で遊んで変化をつけて下さいよ。なんで1つづつのエピソードを丁寧に分解してキレイに磨いて装飾してリビルドする方向に行かなかったもんかね。

良い点?良い点…良い点は…RPDと洋館(スペンサー邸)が実写で見れた事。

ぶっちゃけ、本編より予告編の方がデキはいいぞ(欠点が目立たないから)。あれは観たくなる予告。あと、怖がらせ方は[7]の方が遥かに怖い。あと、ロマンスの要素なんか1ミリも要らない。あと、組み合ってる2人に向けてあの距離からショットガン撃つな。あと、ザコはヘッドショット喰らったら死ねよ。あと、リサ・トレヴァーって知ってる?Wikiで調べてみなさいよ。

〈新解釈〉とかじゃなくて〈知らない人が適当に作った〉レベルに近い。レオンは名誉毀損で訴えても勝てんじゃねぇの?w

愚痴が止まらないので最後に、これは個人的な憶測の域の中の話ですが、キャスティングでこんなに破茶滅茶になるのが某デミー賞のスタンダードが仮に影響してるのなら、ホンマにクソみたいな流れやと思う(残念が過ぎて凶暴化)

続編を匂わせる終わり方するけど、勘弁してくれ。もう放っておいて。

期待してたのにぃぃぃぃぃぃ。

✖︎

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【ポリスストーリー・香港国際警察】ホンマは次に(時間をおいて)マトリックスの新しいの観ようと思ってたんやけど、あまりにもさっきまで観てた作品のデキがアレだったので(観終わってすぐ観始めた)博打のない口直しが欲しくて間違いない作品を。少し前はアマプラのリストになかったんやけどな。今回は安心安全の吹替版で。

オープニングのゴールデンハーベストのロゴが出てくる音でアガる。

ジャッキー作品で銃撃戦があるレアな作品。まぁ最初だけやけど。

もうこの頃はもう[コマ落とし](意図して速く見せるフィルムの使い方)が使われてるのでシーンによっては違和感を感じるトコもある。かと言ってアクションがショボイとかは全くなくて逆に年1以上のペースで映画作ってるくらいの旬な時代。

それまでの軽快で相手をおちょくるようなコミカルなアクションが強い印象([少林寺木人拳]というそこそこディープな作品もあるけど)だったけど今作での迫真の熱演を観た時はすごく新鮮でカッコよかった。

劇中に出てくる携帯電話が衛星電話の化け物みたいなサイズで時代(‘85)を感じる。

ショッピングモールでのクライマックスは何度観ても色褪せない。とにかくガラス、ガラス、ガラス。

プロジェクトAの時計台のシーンは数回のテイクをしたけど今作のポール滑降スタントは1発撮りやとか。

口直し成功。やっぱ好き。ジャッキー作品でプロジェクトAの次に好き。

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マトリックス レザレクションズ】(初)/Netflixにて。知らんうちにラインナップされてた。結局映画館には行かなかったのではじめまして。

観始めて数分で嫌な雲行きになって結局最後までそのまんま。

すごく作品が好きなガチヲタがものすごいリスペクトを込めて丁寧に作ったようなリブート映画というかスピンオフ作品みたい。同じ監督(正確には2人のうちの1人)が[続編]として正史で作ったにしては…。

1番のキモは、やっぱアレではどーしてもネオよりもジョンウィックなのよ。歳を取ったにしても他のアプローチがあるでしょうに。

1発目の『Mr.アンダーソン』はちょっと良かったけども。

シン・モーフィアスの声がずっとカイロ・レンの声(それもマスクしてる時の)に聴こえて『もしや?!』と思ってググったら全然違った。

バッグスがずっと夏木マリさんに見えてた。青い髪の時なんか特に。

[アナリスト]がスターシップトゥルーパーズのカール役やって事に最後の最後に気づいた。

個人的には[ボット爆弾]が趣味が悪過ぎてとても良かった。悪趣味過ぎて笑っちゃったわ。よくあんなの考えついて映像にしようとしたなw頭おかしいやろw(めっさ褒めてます)

オリジナル(1作目)が良過ぎて(ぼく的には2の方がいいけど)その時の衝撃とは程遠いし、3部作でまとめちゃってるから伏線回収とかもないし(あっても微妙やし)新要素ったって後出しジャンケンに感じちゃう(補足とか蛇足とか各々が任意で当てはめて下さい)

なんやかんや言うても成立してるのは(してるのか?)三部作が、いや、1作目がSFアクションの金字塔と呼ばれても大袈裟ではない作品だったからなんやと思う。

最後にビルのエントランスが(少しやけど)舞台になったり薬莢の雨を降らせたりヘリの爆発で空間が歪んだりしたのは3部作ファンへのサービスなのか上手いこと利用して媚びたのか。

△(✖︎に近い△)

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○で終わりたかったけど取り敢えずここらで一旦〆。

これから観るのは何本か候補があるので順次また。

 


《6勝3分4敗》